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2022年10月5日(水)観光産業ニュース「トラベルボイス」にて9月26日(月)に実施した記者会見の内容が掲載されました。
掲載見出し
全国旅行支援の開始を前に、宿泊施設に広がる期待と不安、本格回復を前にした現状と雇用の課題とは?
菅沼のコメント抜粋
ダイブ外国人人材サービスユニットのゼネラルマネージャー・菅沼基氏は、宿泊業界への就労希望が減少していることについて、労働人口の減少に加え、コロナの影響を指摘。「(サービス業の)不安定さのイメージもついている。弊社に登録している人材も、オフィスワーク希望が増えている」と、宿泊業の採用にもコロナ禍が大きな影響を与えている実態を明かした。
特定技能制度の雇用が進まない理由として、ダイブの菅沼氏は「制度の複雑さと、採用と雇用後に必要な支援」「他の在留資格でのグレーゾーンでの採用多発」を指摘。「外国人雇用は難しそうというイメージや、なんとなく不安というあいまいな理由で取り組んでいない事業者もある。もっと宿泊施設がチャレンジすることが大切。早めに取り組まないと外国人からも選ばれなくなる」(菅沼氏)と警鐘を鳴らした。
菅沼氏によると、他の特定産業分野に比べ、宿泊業がネックになっているのは、賃金面。宿泊業は、12分野の中でも給与水準が低い。外国人技能者が募集要項で最初に見るのは給与だといい、「今後取り組むべきは、単価アップ。宿泊のクオリティを上げて単価を上げ、従業員に還元する形を業界全体でとるべき」と指摘した。
掲載記事はこちらよりご確認ください。
菅沼 基(すがぬま もとい)
株式会社ダイブ 外国人人材サービスユニット ゼネラルマネージャー
一般社団法人 外国人雇用協議会 理事、政策部会 事務局長
NPO法人 外国人在留支援コンソーシアム 副理事長
国家資格 2級キャリアコンサルティング技能士
外国人実習雇用士/申請等取次者/温泉ソムリエ/ 唎酒師
日本最大級の特定技能関連Facebookコミュニティー運営責任者
【Facebook内特定技能コミュニティ】
https://www.facebook.com/groups/1168835896656600/
新卒入社の会社にて人事採用部門の責任者を経験した後、
リゾート施設専門の人材サービス会社である株式会社アプリ(現ダイブ)に入社。
営業、支店長、エリアマネージャーを10年間経験。
キャリアコンサルティング実績人数は約1万名に上る。
その後、都内人材サービス、台湾人材サービスの立ち上げ責任者を歴任し、 外国人人材サービスの立ち上げ責任者に就任。
2019年以降、外国人雇用関連にて国内外50回以上のセミナー登壇実績あり。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ダイブ(Dive Inc.)
菅沼
東京都新宿区新宿2-8-1 新宿セブンビル10階
TEL:03‐6311‐9833